梅干しと聞いただけでも、両側奥歯の奥が刺激されるのは私だけでしょうか?
おむすびの具材にしたり、お弁当のご飯の上に乗せたりと日本人には欠かせない物ですよね。
そんな梅干しですが、ただ酸っぱいだけではありません。
今回はそんな梅干しの優れた栄養美容パワーをご紹介しましょう。
梅干しってどう言う食べ物?
梅を塩漬けにした後、数日間天日干しにした物が梅干しと言うのは言うまででもありませんね。
そのままの物は、白干梅。
梅干しは赤いと言うイメージも多いですが、あの特徴的な赤い色は赤シソです。赤シソはとても薬効成分が高く、梅干しと同様に防腐作用と抗菌作用があります。風味も良く発汗、解熱、去痰や利尿作用にも優れているので、梅干しを選ぶ時は赤シソで漬けた梅干しの方が良いですね。
平安中期頃から作られている保存食ですが、漢方薬として病気等にも効果があるとされています。
果肉はもちろん、漬け汁や赤シソも余すところなく利用できるので、様々な料理に使われます。
梅干しの栄養価は?
さてとてもシンプルな梅干しですが、一体どんな栄養価があるのでしょう。
昔から車酔いに効くとか、食欲増進や食あたり防止に疲労回復に良い等聞きますよね。
梅干しのあの酸っぱさは、クエン酸によるものですが、この酸が優れた効果を発揮するのです。クエン酸は、疲れの元となる乳酸を抑える働きがあるので、疲労回復に効果的なんですよ。
他にも腸の働きを促すピルビン酸と殺菌効果のあるクエン酸で整腸作用が期待できると言うわけです。
我が家はお腹の調子が悪い時には、番茶にすりおろし生姜、醤油そして梅干しを入れた物を飲んでいます。効きますよ~。
また梅干しにはマクロファジーやナチュラルキラー細胞という免疫細胞を活性化させてくれる効果があるので、免疫力抵抗力をアップさせ、健康な体にしてくれるのです。
他に鎮痛作用、癌予防、虫歯予防等々まさに優れものです。
梅干しの美容効果
そんな梅干しには美容効果も優れているのです。
ここでもやはりクエン酸の働きが重要となっています。体内の老廃物を排出して、循環を良くしてくれるので、新陳代謝が良くなるわけです。
こうした効果が、美肌を作り、更には老化防止にもつながります。他にも骨粗鬆症防止、便秘解消と女性には嬉しい事ばかりですよね。
最後に
いかがでしたか?
読んでいるうちにあなたも唾液が出てきませんでしたか?
とにかくあの小さな一粒に栄養がぎっしりつまっているのは驚きですよね。
あなたも是非実感して下さい。
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