元々ペットを飼っている人が多い日本ですが、コロナの影響で犬や猫を飼う人が更に増えているそうです。
犬や猫はとても可愛いですが、食費以外にも色々と費用が掛かります。
病気になると莫大な医療費が掛かる場合もあります。
そんなにお金を出せないけど、ペットを飼いたいという人はたくさんいると思います。
そこでここでは、犬や猫よりもお金が掛からないペットを紹介していきます。
金魚やメダカなど、小さな魚
ヒラヒラしたヒレや体色が美しい金魚は、見ているだけで癒されます。
メダカも、最近ではカラフルでキラキラ光るタイプなども誕生しています。
どちらも種類豊富で、選ぶ楽しみがありますね。
また繁殖も容易なので、可愛い稚魚を見る事も出来ますよ。
飼育容器が小さくて済む「ベタ」という魚も人気です。
こちらはとても丈夫なので、アクアリウム初心者さんにもおすすめです。
初期費用で生体や水槽など合わせて1万円くらい掛かりますが、エサ代はとても安いです。
鳴き声もしないので、動物の声が気になる人にもおすすめです。
ただ、慣れない内は水質の悪化で生体が死んでしまう事もあります。
丈夫な種類を選ぶようにしましょう。
ハムスター
フワフワで柔らかいハムスターは、手の上でエサを食べたり眠ったりすることもあります。
黒くて大きな目が可愛らしく、大人気のペットです。
種類によっては人にとてもよく懐き、手乗りにする事も可能です。
手の上でもぐもぐとエサを食べる姿は、とても可愛いものです。
種類ごとに様々なカラーが存在しているので、選ぶ楽しみもありますよ。
初期費用は、生体やケージなど合わせて1万5千円くらいです。
エサ代は月に500~1000円くらいでしょう。
寿命が2年くらいで、生涯飼育すると3万円くらいの費用が掛かります。
ウサギ
大きな瞳と長い耳が可愛らしく、昔からペットとして大人気です。
飼育書も多く、情報が集めやすいです。
動物病院で診察の対象になっている事が多いので、安心ですね。
犬や猫のように、フワフワの毛並みを楽しむことが出来ます。
抱っこが苦手な子が多いですが、品種によっては人懐っこくて膝の上に乗ってくれたりもしますよ。
小型から大型まで、様々な大きさのウサギが存在しています。
大型の種類はエサ代が掛かりますので、種類を選ぶ時には慎重に!
初期費用は、生体やケージなどで2万5千円くらいです。
エサや床材などで、月に3千円くらい掛かります。
平均寿命は5~10年で、5年間の飼育費用は大体20万円です。
セキセイインコ
美しい色彩と高い知能を持つセキセイインコは、手乗りにすればスキンシップも楽しめます。
根気強く教えれば、言葉や歌を覚えたりしますよ。
中には、芸を覚える子もいるようです。
とにかくカラーバリエーションが豊富!
自分好みの色の子が、きっと見つかる筈です。
ケージの中には新聞紙を敷けばOKですから、ペットシートなどの購入はしなくて大丈夫です。
初期費用は、生体やケージなどで2万円くらいです。
エサ代などで、月に約2千円必要です。
平均寿命は6年くらいで、6年間飼育すると16万円くらい掛かります。
文鳥
セキセイインコと並んで人気の鳥系ペットが、文鳥です。
こちらも小柄なため、飼育スペースは少なくて済みますしお金もあまり掛かりません。
鳴き声が、鳥にしては小さめなのも飼い易いポイントですね。
ヒナの内から育てると、とてもよく懐きますよ。
エサを食べさせてあげる必要がありますが、そういう経験が一層絆を深めることでしょう。
文鳥にも色々な種類あり、値段が随分違っています。
- 並文鳥 1500~2000円
- 桜文鳥 2000~3600円
- 白文鳥 5000~9700円
- シルバー文鳥 5000~9700円
- シナモン文鳥 5000~6500円
ケージなどの初期費用は1万円くらいです。
冬は小動物用のヒーターも用意しましょう。
エサ代は月に1000円も掛からないでしょう。
デグー
急速に人気が高まっているデグーは、根気強く優しく接していればよく懐きます。
初期費用は、生体やケージなどで1万5千円くらいです。
エサや消耗品で、月に2千円くらい掛かります。
平均寿命は6~8年で、6年間飼育すると約17万円掛かります。
ハリネズミ
ペットカフェなどで人気が急上昇したハリネズミ。
背中にたくさんのトゲトゲを付けていますが、顔はとても可愛らしくてそのギャップがたまりませんね。
臆病な性格をしているので、こちらから驚かさなければ攻撃をすることは無いでしょう。
警戒心が強く、慣れさせるには根気が必要です。
生体の購入には、1~4万円くらい掛かります。
ケージなどの初期費用で1~2万円くらい必要となります。
エサ代と床材は、それぞれ月に1500円くらい掛かるでしょう。
飼育する地域によっては、冷暖房などの光熱費も必要となります。
犬や猫に比べて飼育に必要な費用は低いものの、病気になった場合は高額な費用が掛かかります。
小型の水棲カメ
カメにも色々な種類があり、とても大きくなるカメだと食費代がかなり掛かります。
でも、小型のカメならあまり費用が掛かりません。
私が飼育しているミシシッピニオイガメは、大人になっても手の平サイズ。
リクガメのように紫外線ライトも必要ないですし、プラスチックのケースがあれば飼育出来ます。
初期費用として、餌代とプラケースなどで3000円くらいあれば充分でしょう。
隠れ家は家にある物で代用出来ますが、買うとしても数百円程度です。
冬眠をさせないのであれば、保温グッズが必要となります。
ろ過付きの水槽を買うとしたら、初期費用はもう少し高くなります。
最後に
犬や猫と比べて、生涯に掛る費用が少ないペットを紹介いたしました。
飼育費用が気になるのなら、やはり小動物を選ぶのが良さそうですね。
エサ代や消耗品は少なくて済みますが、その他にエアコンなどの電気代が掛かる事もお忘れなく!
夏の高温で熱中症になるリスクが高いので、適温をキープ出来るようにエアコンなどで調整してあげましょう。
どれもペットとして人気の動物なので、情報を集めやすく診察してくれる病院も多いと思います。
ですが飼育する前には、念のために診て貰える動物病院を探しておいて下さいね。
小動物はちょっとしたことで体調を崩し、最悪の場合そのまま死んでしまう事もあります。
日頃から、よく観察してみるようにしましょう。
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