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西郷どん 第28回「勝と龍馬」のあらすじとネタバレと感想。

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前回の第27回では、長州の桂小五郎(玉山鉄二さん)と、幕府の代表・一橋慶喜(松田翔太さん)の対面を取りなした吉之助(鈴木亮平さん)。

しかし慶喜は、桂との約束を破り、長州藩を追い詰めます。

新選組は長州藩士が潜伏していた池田屋を襲撃、9人が切られました。

長州藩の過激派は激昂し、京へと進軍。いわゆる「禁門の変」が勃発します。

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吉之助が指揮する薩摩や会津藩を主力とする幕府・朝廷側が圧勝し、戦いは1日で決着しましたが、戦火が飛び火して京の街は3日間も炎に包まれました。

前回の第27回「禁門の変」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

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それでは、第28回「勝と龍馬」のあらすじと感想です。

目次

長州への追い打ち

薩摩藩は、長州軍の残した兵糧を使って人々に炊き出しを行い、負傷した長州兵に治療を行いました。吉之助は変わり果てた街を見て、亡くなった人々の無念を思います。街に呆然と立ち尽くすふき(高梨臨さん)は、吉之助を見つけると「ないごて…ないごてこげな事になってしもたんですか!教えてくいやんせ!だいが悪かとですか!?」と食ってかかります。吉之助は「みんなじゃ。おいも 薩摩も長州も 幕府も 朝廷も…」と天を仰ぎました。

慶喜は天皇の勅命を受けて、長州征伐を宣言。長州は朝敵となりました。

吉之助はすぐさま、慶喜のところに向かいます。負傷した足をかばい杖をついて廊下を進むと、慶喜の怒鳴る声が聞こえます。「けえれ!」と部屋を追い出されたのは、あの勝海舟(遠藤憲一さん)でした。

部屋に入ると、慶喜は「今を逃してなるものか。長州をたたき潰すんだ!」と意気込みます。ふきが強引に部屋へ入り「また戦をされるのですか?目の前で町が焼け、民が苦しんでいるのが見えぬのですか!」と慶喜に反論。慶喜は「黙れ」と一喝、吉之助は「口を慎みなされ。ここは女子の来るとこじゃなか」とたしなめ、ピシャリと障子を閉めます。慶喜は吉之助に、長州征伐に反対する勝を出陣させるよう、説得を命じました。

幕臣・勝海舟という男

数日後、大阪にいる勝の元に向かった吉之助と村田新八(堀井新太さん)。屋敷の土間口で、坂本龍馬(小栗旬さん)と海軍操練所の訓練生に取り囲まれます。「京で一橋の犬をやりゆうと噂じゃけんど、本当かえ?」と馬鹿にされると、吉之助は「一橋様には犬ではなく牛男と呼ばれております」と言って、手で角を作っておどけました。龍馬は大声で笑ったあと、鋭い目で「勝先生は誰っちゃあに会わん。怪我する前に帰った方がえいぜよ」と、拳銃を構えて脅しました。

そこに、勝が屋敷に戻ってきました。龍馬の警戒ぶりとは反対に「西郷どん!ようきたな!」と明るく迎え入れます。部屋に上がると、吉之助は長州征伐についての文書を差し出しました。勝は「水に落ちた犬を寄ってたかって、まだ叩きのめそうってんだ。こんなこたぁ人間の考える事じゃねえ」と反対します。吉之助は「しかし今、勝様が一橋様の命に逆らったらどうなりますか」…勝が失脚すれば海軍操練所がなくなり、異国に攻められてこの国は滅びると説得。勝は「あの島津斉彬様が見込んだだけの事はある」と感心します。

吉之助は「分かる者が集まりこの国を動かしていくのだ。そう斉彬公はおっしゃいました。そしてその要になるのが、一橋慶喜様だと。じゃっどん…もし今生きておられたら…」と、苦笑い。迷う吉之助に、勝は「まあ俺が斉彬様だったらこう言うね。もう幕府なんざ見限るこった」と、火鉢に文書を投げ入れました。幕臣である勝の過激な発言に、吉之助は言葉を失います。

吉之助が帰ったあと、龍馬は「小そう打ったら小そう響き、大きゅう打ったら大きゅう響く

ゆう事ですろうか」、西郷吉之助はそんな人物だと評し、勝も笑って賛成しました。

吉之助が京に戻り報告。慶喜は「あの野郎もう許せねえ」と激怒しますが、吉之助は勝の海軍武力は脅威だとたしなめます。慶喜は「お飾りの総大将なんか誰でもいい。西郷、お前が采配を振るえ」と、吉之助に命令。吉之助は「たった今、勝ち目が見えもしたで」と、何やら作戦があるようです。

長州へ

2ヶ月後、尾張藩主・徳川慶勝(小宮孝泰さん)が総大将に決定、兵を大阪へと進めます。吉之助は「1つ考えがある」と、中村半次郎(大野拓朗さん)と川路利良(泉澤祐希さん)に、長州に潜入するよう命じました。その間、幕府軍はさらに広島へと進軍します。

偵察を終えた半次郎たちと、広島で合流。「西郷さぁの考えたとおりでごわした。長州の藩内では降伏やむなしとする一派が、力を持ってきておるそうでごわす」と報告します。吉之助はその情報を持って、徳川慶勝に長州に乗り込みたいと願い出ました。

薩摩の家臣に反対されながらも、覚悟を見せるために単独で長州の入り口・岩国城に乗り込む吉之助。領主・吉川監物(猪野学さん)に、幕府軍からの申し状を渡します。申し状には、禁門の変を引き起こした3人の家老の切腹、更には長州藩主の謹慎などをもって、幕府への恭順の意思を示すようにと記されていました。

吉之助は「貴藩にお返ししなくてはならぬものがございます」と言って、小松帯刀(町田啓太さん)が岩国の負傷兵を引き渡しました。吉川監物は喜び、「感服つかまつった。貴殿の思い、しかと長州の家中にお伝え致そう」と了承しました。

しばらくして総大将・徳川慶勝の元に、長州藩主からの書状が届きました。すでに3人の家老は切腹し、幕府の申し出に従うとのこと。吉之助は戦わずして勝利する事に成功、薩摩の藩士たちは喜びます。

慶喜との決別

吉之助は京に戻り、慶喜に事の次第を報告します。慶喜は「お前がやった事は一から十まで幕府への裏切りだ!」と激怒。「これまでの日本を守ってきたのは幕府である!これからもそうあるべき!」と主張する慶喜に対し、「あなた様がなさろうとしているのは幕府を守るためだけの腐った政でございます!」と真っ向から反論する吉之助。

慶喜は般若のような顔で「許さん!腹を切れ!」と叫びます。吉之助は「こん刀を覚えておられますか?かつてあなた様をお守りすっために人を殺めた刀でございもす」と言いながら、刀を前に出してにじり寄ります。尻もちをついたまま後ずさる慶喜の膝の間に刀を突き刺し、「こいでもう昔の縁は断ち切りもした!我らもはや…ここまででございもす。御免つかまつりもす」と言って、吉之助は立ち去っていきました。

次回の第29回は、「三度目の結婚」。

薩摩に戻った吉之助は、長州への対応について一蔵ともめます。

一蔵に「おはん気は確かか?」と聞かれ、吉之助は「薩摩は長州の味方につく」と宣言。

そして西郷一家は、吉之助に「嫁を取ってくいやんせ」と迫り、一蔵の妻・満寿が吉之助の幼なじみ・糸と引き合わせます。

果たして、吉之助の三度目の結婚は、いったいどうなるのでしょうか?

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