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おんな城主 直虎 第23回のあらすじとネタバレと感想。

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毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」。

2017年6月11日、第23話「盗賊は二度仏を盗む」が放送されました。

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今回の「盗賊は二度仏を盗む」というサブタイトルは、映画「007は二度死ぬ」からきているのでしょうか?

「女たちは二度遊ぶ」という映画もありましたね。相武紗季さんや小雪さん、水川あさみさん、優香さん、長谷川京子さん美人女優5人が出たオムニバス作品でした。

他にも、有名所で「郵便配達は二度ベルを鳴らす」というのもありました。でも、一番語呂的にもしっくりとくるのは、「女神は二度微笑む」ではないでしょうか?

「〇〇は二度△△」という題、使いやすいのでしょうか?

さて、前回は直虎(柴咲コウさん)の案で、材木の切り出し作業を依頼していた龍雲丸(柳楽優弥さん)達と、井伊の領民、家臣をつないだところでよかった!となったのに、最後自分の領内の木を盗まれていた、近藤康用(橋本じゅんさん)が、木を盗んだ犯人を井伊が使っていると聞き、捕らえようと小野但馬守(高橋一生さん)を訪ねてくる、というところで終わりました。

前回見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

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はたして、龍雲丸達の運命は?近藤はどう出てくるのか?

2017年6月11日放送の「おんな城主 直虎」の第23話「虎と龍」のあらすじと感想とネタバレ少々です。

目次

近藤からの賊、引き渡し要求に直虎は?

近藤は噂で、自分の領内の木を盗んだ犯人が、井伊の材木業を担っていることを聞きつけ、密かに人を遣って、犯人の顔も確認していました。

小野但馬守を伴って、近藤は直虎に会いに来ます。材木の切り出しをする者達は、犯人とは違う、と直虎は一度否定するも、近藤が新たに、菩提寺の本尊(仏像)が盗まれた件を、同じ犯人がしたことだと決めつけ、さらに追い詰めてきます。直虎は「朝から晩まで働いていて、盗みに行くのはあり得ない。もうあの者らは以前のような盗みはせぬ!」と勢いでポロっと言ってしまいます。

その場にいた奥山六左衛門(田中美央さん)、中野直之(矢本悠馬さん)、瀬戸方久(ムロツヨシさん)は、しまった!とばかりに直虎の顔を見ますが、遅く、近藤は、噂は真実と知ります。そして続けて賊達の引き渡しを要求するのでした。

小野但馬守は間に立って冷静に、「近藤の言うことは理に通っていて、井伊は賊達を引き渡すことでよろしいですか?それともあくまでその者達を匿いますか?お答えを」と直虎に迫ります。

もう直虎は、龍雲丸達を引き渡すしかありません。小野但馬守に龍雲丸達の働く場所に案内させて、小野とは別に中野直之に、先回りして龍雲丸達を逃がすよう命じます。

龍雲丸達は逃亡

直之が到着するより前に、近藤の一行が龍雲丸達の作業場に到着しましたが、龍雲丸達は、近藤達が来る前に逃げていました。近藤は、小野但馬を疑いますが、小野但馬は残された鍋を見ながら、「まだ近くにいるはず。捜しましょう。」と言います。近藤と家臣達は辺りをくまなく捜しますが、見つかりませんでした。

直虎も直之から、龍雲丸達が無事逃げたことを聞いて安心しますが、もう井伊には戻ってこないだろうと残念がるのでした。

本尊が盗まれた寺に向かう

龍雲丸達が消えて数日後、直虎は南渓和尚(小林薫さん)に呼ばれて龍潭寺へ向かいます。そこで近藤の菩提寺に本尊を寄進するよう、持ち掛けられます。

本尊を盗んだというのは言いがかりだと思っている直虎は、納得出来ませんでしたが、南渓和尚は、「近藤の領地の木を盗んだ犯人でもあった龍雲丸達を、井伊で勝手に裁いたのは事実なので、菩提寺に本尊を贈ることでうやむやにしよう」と諭します。それでも納得しない直虎に、「いたずらに敵を増やしてもいいことはない。頭を下げるのも当主の役目」と続けます。

南渓和尚は、直虎と一緒に寄進の話をしに近藤の菩提寺へ向かいます。寺には近藤と住職(不破万作さん)が待っていました。近藤は、「そもそも本尊が簡単に取り換えられると思って欲しくない」と怒りは収まらない様子です。

南渓和尚は、盗まれた本尊は「康久仏師の作」で、今は本尊のいない厨子に手を合わせていると住職から聞き出します。近藤は住職の言葉に続けて、「そもそも、賊らを早く処罰してくれていれば、このようなことにならなかった」と、依然怒りが収まる様子がありません。南渓和尚が、その後もうまく穏やかに収めようと言葉を尽くします。

それまで黙っていた直虎が、「私が至らぬばかりに騒動を引き起こした。誠にすまなかった」とやっと頭下げて謝ります。謝ったことで近藤の態度が軟化し、そのタイミングで南渓和尚は、本尊を寄進するためにサイズを確認したいから祀られていた場所を見せて欲しいとお願いします。

住職が盗まれた本尊があった厨子を開けると、なんと盗まれたはずの本尊がありました。近藤と住職は大慌てで、近藤は別のものを置いたのを忘れていたと言い繕いますが、南渓和尚は、本尊を持ち上げて足の裏を確認し、「康久仏師の作」であると確認します。近藤が本尊を盗まれたと嘘をついたことをあえて認めさせることなく、南渓和尚は、お互い手打ちにすることを提案します。

近藤の菩提寺の住職役、不破万作さんは、阿部寛さん主演の「結婚できない男」や渡瀬恒彦さん主演の「おみやさん」などで名脇役として、数多くドラマに出演されています。バラエティでは「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば」にも出演していました。愛嬌のある笑顔で憎めないおじさんをよく演じてらっしゃいます。嫌味を言っていても笑ってしまう、不思議な魅力の方です。「おんな城主  直虎」の出演はこれきりでしょうか?

龍雲丸戻る

井伊への帰り道、南渓和尚は今日の出来事のいきさつを話し始めました。

龍雲丸は姿を消した後、事情を探りに南渓和尚の元を訪ねていました。南渓和尚は、本尊を龍雲丸が盗んでないと知ると、盗まれてないとすればきっと元の場所にあるはず、と推測し、直虎が菩提寺を訪ねると言えば、本尊を隠すはず。隠した場所を龍雲丸が見つけて、本尊を元の位置に戻し、近藤が慌てたところを南渓和尚がうまく丸め込む、という龍雲丸の作戦だったと打ち明けます。

その話を聞いた直虎は、信じていた龍雲丸が無実であったことに喜ぶと同時に、井伊に戻って来ないだろうと落ち込みます。しかし、その場に龍雲丸が現れ、戻る気がなければこんな面倒臭いことはしない。戻らないとお金も受け取れない。自分たちが本尊を盗んだ犯人じゃないと言ってくれたのを聞いて、直虎へ感謝の気持ちを伝えます。龍雲丸達は井伊に戻ってきました。

龍雲丸達を正式に家来にしたいと伝える

直之は、龍雲丸達を気に入っていました。家来衆に迎えたいと申し出ます。

直虎は、小野但馬が認めないのでは?と気にしますが、六左衛門が、龍雲丸達が逃げられたのは、小野但馬の弟嫁、六左衛門の実の妹でもある、なつ(山口紗弥加さん)が、近藤が捕まえに来る前に龍雲丸達に逃げよと伝えに来たからだ、というのです。小野が龍雲丸達を逃がしていたのです。

直虎は、小野但馬守に龍雲丸を家来にしたいことを伝えます。小野但馬は、自分が何か言ったところで、決まっているのだろうとあしらいますが、直虎は、井伊のことを一番考えているのは小野但馬であるから、意向に従うと言います。

小野但馬は、龍雲丸を井伊の為に使うのはいいが、龍雲丸達のために井伊を使うことのないように、と言います。龍雲丸達主導で物事が回らないようにするな、ということでしょうか?

直虎は六左衛門を連れて、龍雲丸に家来にならないかと正式に伝えます。答えはお金を渡す日までに決めてくれと言います。本気に受け取らない龍雲丸に、「井伊には来ないだろう」と投げやりになりながら帰ります。「そうとは限らない」と言って六左衛門はフォローします。

モグラ(マキタスポーツさん)は家来への誘いの話を聞いていました。どうするのか龍雲丸は悩みます。「武家は泥棒だ」と言い続けてきた手前、なかなか素直に受け入れられません。

「お家の再興も出来るのでは?」とモグラに言われた龍雲丸は、幼かった自分を思い出し、目の前で切り合いしている人を思い出すと複雑になるのでした。そして仲間たちに家来になる話が来ていることを伝え、どうしたいか尋ねると、ゴクウ(前田航基さん)は先日の領民の娘に惚れていたので喜んで、百姓になりたいと手を挙げます。力也(真壁刀義さん)やカジ(吉田健悟さん)も受け入れてもよい反応でした。「決まりだ」と龍雲丸は言います。

龍雲丸、まさかの答え

六左衛門は、龍雲丸達に住むところを聞かれたと直虎に言います。きっと家来になる話を受け入れてくれるはずと直之と三人で喜びます。直之は弓を揃えてやろう、六左衛門は宴を開こう、と大いに喜び、迎える準備を始めます。

いよいよお金を渡し、返事を聞く日を迎えました。直之も六左衛門も小野但馬も皆、正装して龍雲丸達を待ちます。直虎は照れてわざと普段と同じ衣装です。龍雲丸達は井伊家に皆で向かいます。その道中で龍雲丸は空を見上げると、龍の形をした雲が立ち上がっているのを見つけます。同じ頃、直虎達も同じ雲を見て、直之が、「龍が向かってくるようにございます」と喜びます。龍の雲、龍雲丸達のことですね。

龍雲丸達が到着して、方久からお金を渡すと、直虎が返事を聞きます。皆、当然家来になると返事するだろうと思っていました。しかし、龍雲丸は笑いながら「断りまさぁ」と言いました。仲間たちも家来になるものだと思っていたので驚きます。「仲間たちが侍になるのはいいけれど、自分に武家務めは出来ない」と言います。直虎も直之も理由を尋ねます。

「空に雲があったからでさぁ」その答えにその場にいた誰もが唖然とするのでした。小野但馬だけクスッと笑っていました。そういえば小野但馬だけは、つながりを保ちたいと思っているのは直虎だけではないかと前に指摘していましたね。

私も、龍雲丸達は家来になってくれるのだろうと思っていました。直虎ともいい感じになっていましたし、ただ、直虎は僧だし、結婚はしないだろうから淡い感じが続くのかと思っていました。残念です。本当に残念です。

柳楽優弥さんは「フランケンシュタインの恋」にも出ているし、忙しいのでしょうか?それを言ったら高橋一生さんも「カルテット」で忙しかったはずですが。6月12日には「鶴瓶の家族に乾杯」まで出ていましたよ。

次回は信長も登場

次回の予告では、今川から井伊家に縁談の話が来るようです。

今川も次々と離反していく国衆を引き留めるのに必死です。

織田信長(市川海老蔵さん)も初登場です!

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