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マツコの知らない世界「買える!現代アートの世界」のネタバレと感想とまとめ。

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2019年6月20日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。

今回は、「買える!現代アートの世界」と「鳩時計の世界」の2本立てでした。

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その中から、「買える!現代アートの世界」についてまとめました。

「鳩時計の世界」は、こちらをご覧下さい。

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目次

出演者・オープニンニング

出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、自称・世界一お金がない現代アートコレクター、宮津大輔さん。

初っ端から「“コレクターの中では”お金がないだけでしょ?」と疑ってるマツコさん、登場した宮津さんを見て第一声が、「ほら、お金無くないもーん」でした(笑)

それを全力で否定する宮津さんですが、なんとなく怪しい・・・

「普通のサラリーマン並の年収です」と説明するんですが、ちょっとズリ下がったメガネから、上目使いで話す姿勢が、何となく怪しいんですよね・・・(笑)

実は今、現代アートの世界は、年間8兆円が動き、億超え作品が飛び交うバブリー状態だそうです。

そんな現代アートの魅力を、宮津さんは「数万円の作品が、数百倍に化ける快感をアーティストと一緒に楽しめる!」と言います。

意味合いとしては、「原石を見つける楽しさ」という事なんですが、マツコさんが「その“数百倍に化ける快感”という言い方が良くないと思う」と言う様に、この時点では「まだ全然信じてません!」と不信感丸出し(笑)

原石がダイヤモンドに!超高額 宮津コレクション

そんな怪しい雰囲気の宮津さん、実は大学教授をされています。

それを聞いてマツコさんも「ちょっと話ききます」、と前向きになれました(笑)

宮津さんは、幼少期から美術館巡りが大好きで、30歳の頃、初めて現代アートを買ったそうです。

なんとそれが、マツコさんも大好きな草間彌生さんの作品!

草間彌生さんは、2016年に女性画家として4人目の文化勲章を受章し、アメリカの雑誌『TIME』で、「世界で最も影響力のある100人」に選出された、日本が誇る女性アーティストですよね。

宮津さんが購入したのは、『無限の水玉』と題された、草間さんのトレードマークの水玉が、紙に描かれた珍しい作品。

25年前、当時の2回分のボーナス60万円で購入したのが、現在の市場価格は2000万円!!!

これを聞いてマツコさんは、その“化けっぷり”と、大好きな草間作品を、25年前の価格で手に入れたことへの不満が爆発して、「みんな信じちゃだめだよ、(この人)詐欺師だよ」とまで言っちゃいました(笑)

ただ、宮津さんは「信じてください、一度も売ったことないんです」と力説。

大切なコレクションは倉庫に保管し、一点も売ったことはないと聞いて、マツコさんは少し納得したようでした。

その後、宮津さんは32歳の時に運命の作品に出合い、家族から借金をしてまで、再度、草間彌生作品を500万円で購入します。

その作品は、『無限の網』と題され、世界で最初に評価されたシリーズの作品で、無数の点で無限の空間を表現した、草間さんの原点と言える作品。

その現在の市場価格は、推定5億円!!!!

マツコさん、「ふぁ~」と裏返った声を出して、「もう働きたくない~」と変な声でぼやいていましたね(笑)

他にも、アジアで人気のカボチャを描いたシリーズで、『南瓜』と題されたものも、30代の頃に数百万円で購入していて、こちらも現在の市場価格は、推定5億円!

原石の頃から様々なアーティストを応援している宮津さんの自宅には、草間さんが作ってくれた鏡や、奈良美智さん(※)が描いた襖絵があり、それを宮津さんは嬉しそうに紹介するのですが、マツコさんはずっと不満気な顔。

思わず「あんまり興味ないですか?」と聞くと、「いやそうじゃない、あなたの生き方が嫌い」と、バッサリ(笑)

※奈良美智さんは、2013年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した、日本を代表する現代アーティスト。

宮津さんが、25年かけて現代アートに使った金額は約3000万円。

それが現在の市場価格でどのように化けたかは、最後に教えてくれますよ!

一般人が数万円で現代アートトを買う方法

億が飛び交う現代アートの世界ですが、一般の人も気軽に“原石”を手に入れることが出来るという「サラリーマン大輔流 現代アートの買い方」をお伝えします。

アート作品を購入する場所は、ギャラリーやオークションが一般的ですが、オークションは有名作品も多いので高額になりやすく、ギャラリーは何となく敷居が高いですよね。

そこで、宮津さんが勧めるのが世界各国で開かれている「アート・フェア」だそうです。

中でもおススメは、「アート・バーゼル香港」。

何万点もの作品が一気に鑑賞でき、一旦振るいにかけられて展示されているので、「ハズレはない」とのこと。

洋服を買い物する感覚で、気軽に作品を見たり買ったり楽しめるそうですよ。

ただ「人混みがあまり好きでない」と、マツコさんが尻込みしていると、「開催前に、招待された人しか来られない内覧会があるので、一緒にどうですか?」と、メガネの上からの上目使いでお誘いします。

マツコさんの答えは、「一緒にいくのはちょっと・・・」と、まだ信用できないようで、即答のお断りでした(笑)

新時代を感じさせる!原石アーティスト

ここからは、宮津さんが今注目している、若手現代アーティストを紹介していきます。

まず初めは、日本の武田陽介さん。

「光の魔術師」と言われ、日常にある美しい光を切り取り、加工をしていない写真が特徴のアーティストです。

その顔写真を見て、マツコさんは「かわりいい」「武田さんに投資しちゃおっかな」と乗り気です。

スタジオに並べられた作品を見ても、「人気が出るのわかるわ!」「相当しゃれおつ」と高評価。

作品の一つに、電車のシートを映したものがあり、それがなんと、マツコさんも使っていた総武快速線のイス。

購入を勧められますが、「(総武線の思い出を)忘れたいくらいなんだから!」と言っていましたね。

その話の中で、宮津さんが総武線沿線の下総中山にご自宅があることが分かると、総部線仲間からの気安さから「そんなに金はねぇな(と分かった)」と失礼なことを言い(笑)、急に親近感が沸いたのか、「グッと信用してきた」と2人で大笑い。

更に現代アートの中でも、宮津さんが「今が買い!」とおススメするのは、映像作品。

その映像アーティストとして注目しているのが、中国のワン・ハイヤンさん。

急発展する中国の光と闇を表現している、少し不気味な雰囲気も漂う作品を作っています。

マツコさんは、「(現代アートに限らず)中国の一番枯渇感があった世代が出てきている」「そういうタイミングの人達は面白い」と感じていたようで、宮津さんも「今の日本とはちょっと違いますよね」と同感していました。

続いては、文化人類学者からアーティストになった、タイのサマック・ゴーセムさん。

実はサマックさん自身“LGBTQ”(※2)で、現代アートでも、最近はLGBTQをテーマにした作品が流行っているそうです。

※2:LGBTQ(QはQueerクイア)とは、LGBTを含む自分自身の性を定めない人達のこと。

紹介した作品は、タイ南部のイスラム教徒が多い地区で撮影された作品。

イスラム教の教義ではゲイは認められない厳しい立場ですが、そういう場所で、LGBTQである男性がパフォーマンスをしていて、自由を表現したもの。

「(様々な宗教的背景がある中で)反骨心を表現」「クソ真面目にやっているだけではない、壮大なバカバカしさ、を感じて面白い」とマツコさんは感じたようです。

マツコも大ファン!草間彌生の魅力

宮津さんの、現代アートの原点は、草間彌生さん。

草間さんの作品には「一つ一つの作品に魔力が込められている」と言います。

これには、マツコさんも大きく頷き、「(アートとは)いかに私たちの想像を超えた物を見せてくれるか、聞かせてくれるか、にお金を払うもの」と考えているそうで、「草間さんほど、多くの人にそれらを分かりやすく感じ取れるパワーを出している人はいない」と言っていました。

そんなマツコさんに、宮津さんがコレクションの一部をTBSに持ってきてくれました!

用意された部屋には、ガードマンが待機するほど厳重な警備!

早速目に飛び込んできたのは、宮津さんが最初に購入した、『無限の水玉(1953年)』。

マツコさんも「紙だ!」と貴重さを感じています。

続いて『Nets No.6(1952年)』『虚空に舞い上がる骨(1975年)』。

マツコさんは、どれもうっとりと見つめています。

そして今購入できる草間作品として、リトグラフの『美しい目を求めて(2012年)』を紹介。

販売価格は200万円と勧められますが・・・「身上を潰してもいいから、大物を買おうと決めている」マツコさは、遠慮していました。

そしていよいよ、宮津さんが総額3000万円で購入してきたコレクションが、現在の市場価格でどうなっているかというと・・・・なんと推定20億円!!

マツコさんも、相当びっくりしていましたね。

草間作品を満喫した後、先ほど紹介した写真家の武田さんが見学に来ていたので、宮津さんが紹介すると・・・

「お前、詐欺画像じゃねえか!」とマツコさん激怒!!

「(紹介写真では)雰囲気出しやがって」「イケメン、とか言っちゃたわよ」と写真と実物の違いに怒っていましたね(笑)

最後に

現代アートって、興味はあるけど何となく難しいイメージでしたが、気軽に鑑賞できるアート・フェアは良いですね。草間さんの作品も好きだけど、まずはそれを飾れる部屋にしなくては・・・

今回は、「買える!現代アートの世界」と「鳩時計の世界」の2本立てでした。

「鳩時計の世界」は、こちらをご覧下さい。

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