暑い夏の盛り、香港に行って参りました。
香港料理は、美味しいと聞いてはいたのですが、行って納得。日本人好みの味付けが多いのです。
海に囲まれているので、魚介類も新鮮。
今回は短時間の滞在だったので、行きたかったのに行けなかったり、食べられなかったりした物も沢山あります。
現地の友人オススメの香港グルメ、絶対行くべき場所などをご紹介します。
エッグタルトの食べ比べ
エッグタルトには大きく分けて2種類あり、表面に焦げ目がなくタルト生地なのが香港式。表面に焦げ目が付いていてパイ生地なのがマカオ式です。
香港では、エッグタルトはお馴染みのおやつで、あちこちで目にします。
飲茶レストランだけでなく、パン屋さんやファーストフード店でも自家製のエッグタルトを売っていますので、手当たり次第食べ比べするのも楽しいと思います。
思ったより甘さ控え目で、パクパクいける感じです。
焼き立てを温かい状態で売っているので、買ったら即食べるのがオススメです。
温かいうちに頂こう!と思って食べてから、写真を撮り忘れた事に気づく、という事を数回繰り返したので、写真を撮ったのは1つだけでした。
写真は、香港在住11年の友人オススメ、大班麺包西餅店という、香港に沢山チェーン展開しているパン屋さんのエッグタルト。中が少しトロっとしていて、タルト生地がサクサクで美味しかった!
絶対外せない香港飲茶
香港のグルメと言えば、最初に思い浮かぶのは飲茶。(って言いつつも、エッグタルトを先に書いちゃってますねど。)
ただ、飲茶は何時でも食べられるわけではなく、お昼から午後までのメニューである事が多いので注意して下さい。
小さなセイロにプリプリの海老や小籠包などが少しずつ入っていて、色々オーダーして、好きなお茶と共に味わいます。
飲茶と一口に言っても、そのスタイルやお味は様々です。超高級飲茶もあれば、街中のリーズナブルなお店では、15HKD(300円位)から楽しめる所もあります。
私はリーズナブルな方に行って参りました。添好運点心店と言うお店で、ミシュランの星付きのレストランシェフが、もっと手軽に飲茶を提供したいという想いのもと始めたのがこのお店。
香港を訪れる観光客は、必ず訪れると言っても過言ではありません。
実際行って見て、そのお値段と、それを上回る味に驚きました。
慣れない広東語のオーダーシートを見ながら、半分適当に頼んだのですが、どれも絶品!間違いありません。
2人で好き勝手に頼んで満腹食べて合計120HKD(2千円ちょっと)。素晴らし過ぎます。絶対また行こうと心に決めています。
香港焼きそば、ジャスミン茶ゼリー、揚げ春巻きなど。
湯葉で包まれたエビシュウマイ。醤油など何も付けなくても、エビの味わいだけで美味しい。
蒸し餃子は、エビと野菜、それとアクセントに胡桃が入っていて、初めて食べる美味しさでした。
どこに行ってもハズレがない香港ローカルグルメ
有名店や、次々とオープンするおしゃれなカフェなど、香港グルメもどんどん進化している様です。
今回リサーチしてから行ったお店は、期待を裏切らずどこも美味しかったのですが、その他にも時間が無かったりして適当に飛び込んだ街の食堂でも、どれも「んん〜!」と喜びの声が出る様な、期待以上の美味しいお店ばかりでした。
香港の人は、温かい物は温かいうちに、新鮮な物は新鮮なうちに食べようと言う文化が根付いているそうで、そんな所も日本人の感覚と共通していますね。
香港在住の友人は、香港ではフルタイムで働いている女性が多いので、家族で外食する事も多く、その為安く美味しく食べられるお店しか残らないのだとも言っていました。
こんなローカル食堂に入ってみました。
意外に安くて美味しい定食だったりしました。左はホイコーローのような味付け、右は魚のフライにホワイトシチューのようなルーがかかっていて優しい味わい。
駅ビルで適当に頼んだ海鮮丼も、新鮮なお魚が美味しくてびっくり!
牛肉カルビ丼は、甘辛の味付けが絶妙です。たぶん日本人好み。香港人の味覚と日本人の味覚は似ているのかも知れませんね。
香港グルメは奥が深い!
今回は4日間程の滞在で、個人的には食べたい物、行きたい所の半分も回れませんでしたが、それでも充分満足感のある食事を毎日楽しませてもらいました。
長くイギリスの統治下にあった事で、西洋の食文化が強く入り込んでいて、本格的なアフタヌーンティーや、ステーキ専門店などもあちこちにあります。と同時に、本格中華や飲茶など、香港ならではのアジア色が出ている部分もあり、とても奥が深いと感じました。
次回は、アフタヌーンティーに行く時間があったらいいなあ。何度訪れても新たな発見がありそうです。次はいつ行けるかなぁ〜と楽しみにしています。
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