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温泉施設にある露天風呂で開放感を満喫しよう!

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寒い季節はお風呂に浸かって、ゆっくりするのは至福の時でしょう。

しかし、暖房の効いた部屋とお風呂場の温度差で、血圧が上下に大きく変動する、ヒートショック現象が起きてしまい、命を脅かす危険もあることは周知の事実でしょう。

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それが、温泉施設の露天風呂だったりすると、さらに注意が必要です。

屋外にあり、開放感も格別の露天風呂に心地よく入り、心も身体もリラックスしてください。

目次

寒い季節の露天風呂には注意が必要です!

冬の温泉や露天風呂、実は油断のならない場所です。中高年の方々や高血圧の方にとっては、失神や不整脈、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞を起こしやすい可能性があるからです。

温泉は広いため、脱衣所から浴槽まで裸で移動している間に、身体が冷えてしまいます。

その状態で熱いお湯に浸かると、温度差で血圧が上がり、下半身に血液が溜まりやすくなってしまいます。

そうなると、頭に血液が流れにくくなってしまい、意識を失って溺れてしまう可能性を含んでいます。

さらに危険なのは、屋外にある露天風呂です。

寒空の下、裸で屋外に出てしまうわけですから、湯船に浸かる前に身体が冷えてしまいます。

温泉や露天風呂に入浴する際は、かけ湯や半身浴などで、ゆっくり身体を温めましょう。そして、湯船に浸かるのは1回を5分程にして、休憩しながら入りましょう。

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また、温泉に行くとお酒を飲む楽しみもあり、ついつい飲み過ぎてしまいがちです。

そんな時は、酔いが醒めてからの入浴が安心です。アルコールが加わると、血圧がより大きく変動しやすくなり、生命の危険が高くなってしまいます。飲酒後の入浴は、絶対に避けましょう。

お風呂場で倒れている人を助けるには?

もし、温泉や露天風呂で倒れている人を見つけたら、その方を無理に引き起こすのはやめましょう。

意識を失っている人は簡単には持ち上げられないので、転倒などの2次被害の可能性が出てしまいます。

まずは、お風呂の栓を抜き、お湯を減らしましょう。その後、身体を拭いてあげながら、声をかけてあげ、救急車の到着を待ちましょう。

もし、施設にAEDが備えてあるようなら、勇気を出して使ってみましょう。

電源を入れるとAEDからアナウンスが流れて、使い方をガイダンスしてくれます。その指導通りに電極を身体に貼り付ければ、問題なく使えるでしょう。

また、自宅のお風呂の場合は、家族が倒れていることに気付きにくいので、発見が遅れてしまう場合があります。

家族が入浴している時は、湯加減を尋ねるなどをしてあげて、様子を伺ってください。

まとめ

  1. 食事の前や直後、飲酒の後に入浴するのは避けましょう。
  2. 身体が疲れていたり、具合が悪い時、運動の後などは身体を休めてからにしましょう。
  3. 高齢者の方やお子さんが、1人で入浴することは避けましょう。
  4. 湯船に入る前は、手や足からかけ湯をして身体を洗い流し、お湯の温度に身体を慣らしましょう。
  5. 起きてすぐの入浴は、脱水症状になりやすいので、コップ一杯程度の水分を補給しましょう。

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