MENU

カメの甲羅も怪我をする?甲羅の進化の歴史や、怪我や病気について。

  • URLをコピーしました!

カメと言えば、大きな甲羅を背負って歩く、ユーモラスな姿が印象的ですよね。

大きな甲羅に手足をしまう姿も可愛らしく、子ども達に大人気の生き物です。

外敵から身を守るための甲羅はとても丈夫に出来ていますが、実は甲羅も怪我をしたりします。

a0447f76830755a8cf1d49ddd1f1b3e6_s_021920_114650_AM

病気になったりもするんです。

今回は、カメの甲羅の進化の歴史と、怪我や病気についてお話をします。

目次

カメの甲羅って、何が進化したものなの?

カメが背負っている大きな甲羅は、一体どうやって進化してきたのでしょうか?

これは長年の謎でした。

ですが2013年、カメの甲羅は肋骨が変化したということが分かりました。

肋骨が変化して甲羅になっているため、肩甲骨が肋骨の内側にある状態になっています。

同じ羊膜類に分類される生き物の中で、カメだけがこのような体になっています。

解明されたことがある一方、「甲羅は骨なのに、どうして筋肉で覆われていないのか?」、「どうして肋骨が背中側だけにあるのか?」など、分からないことがまだまだあるそうです。

甲羅の怪我について

カメの甲羅が怪我を負った場合、元通りに治ることは無いそうです。

強い力が加わり変形してしまった場合も、完全に元通りには戻らないそうです。

ごく軽い傷くらいなら元通りになります。

カメにとって甲羅が割れるというのは、内臓がむきだしになるということ。

飼育する際には、特に高い所からの転落には十分気を付けてあげてくださいね。

甲羅の病気について

甲羅も病気になることがあります。

カルシウムが不足すると軟化してしまったり、水カビ病などの感染症にかかったりします。

甲羅に異常が見られる場合、体内では見た目以上に病気が進行している可能性があります。

カメを診察してくれる動物病院を受診することを、おすすめします。

甲ズレと多甲板

なんと、甲羅の位置がズレている場合もあります。

先天的な奇形なのでどうしようもありません。

ただ、これが原因で健康に悪影響を与えることは少ないようです。

見た目の悪さからか、甲ズレのカメは販売価格が安くなっていることが多いです。

同じように、先天的な奇形で甲板の数が普通より多いカメもいます。

これも健康への悪影響は少ないです。

最後に

カメの甲羅について、その進化や怪我・病気のことを話しましたがいかがでしたか?

カメの甲羅は皮膚ではなく、肋骨が変化したものだったんですね。

甲羅が酷い怪我をした場合、元通りに治ることがないそうなので、飼育する時には十分注意して挙げる必要がありますね。

病気については、甲羅にいつもと違う様子が見られたら、動物病院に連れて行くと良いでしょう。

カメを診察してくれる病院は限られているので、普段から探しておくと良いですよ。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次