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葉っぱの色は緑色だけじゃない!カラーリーフの種類と特徴について。

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葉っぱの色と聞くと、真っ先に思い浮かべるのが緑色だと思います。

ですが、緑色以外にも様々な色の葉っぱが存在していて、それらはまとめて「カラーリーフプランツ」と呼ばれています。

花壇のアクセントとして、ガーデニングにもよく取り入れられています。

花よりも葉の色や形をメインに楽しむものが多く、寄せ植えにも大活躍です。

とてもたくさんの種類があるのですが、今回はその中から人気の種類と特徴をまとめてみました。

目次

カラーリーフプランツって、どんな植物なの?

カラーリーフプランツというのは植物の名前ではなく、葉っぱの色が緑色以外の植物の総称です。

たくさんの種類があり、色や形もバラエティーに富んでいます。

カラーリーフプランツは、花より葉っぱを楽しむように作られた品種が多いです。

そのため庭に植えておくと、花が少ない時期にも庭が寂しくなりません。

耐暑性や耐陰性、常緑性など多種多様なので、植える環境に適したカラーリーフプランツが、きっと見つかることでしょう。

そのためには、カラーリーフプランツの特徴を知っておく必要があります。

とてもたくさんの種類があるので、全部は紹介しきれません。

そこでここでは、代表的な種類だけを紹介していきますね。

ヒューケラ

ユキノシタ科ヒューケラ属に分類される、常緑多年草です。

人気のカラーリーフプランツで、代表的な種類の一つです。

草丈20~50cmで、葉の直径は3~10cmくらいです。

こんもりと密に茂るのが特徴です。

葉はアイビーのような形をしていて、カラーバリエーションが豊富なのが魅力です。

5~6月にサンゴのようなピンク色の花を咲かせ、1ヵ月ほど咲き続けます。

花持ちが良いので、切り花にして楽しむことも出来ます。

耐陰性が強いので、半日陰に植える植物を探している人におすすめです。

日陰を鮮やかに彩ってくれますよ。

コリウス

シソ科ソレノステモン属に分類される、一年草です。

元々は多年草だけど、日本で越冬するのは難しく一年草扱いになっています。

草丈は50cmくらいまでで、白や青、紫色などの花を咲かせます。

こちらも代表的なカラーリーフで、とても知名度が高いです。

高温多湿に強いので、夏でも元気いっぱいに育ってくれます。

コリウスは園芸品種の数が多く、100種類以上もあります。

葉色のバリエーションも豊富で、コリウスだけでまとめても見栄えがしますよ。

ハツユキカズラ

キョウチクトウ科テイカカズラ属に分類される、グランドカバーにおすすめの植物です。

葉の白い模様が、まるで雪が降りかかったかのように見える事から、漢字で「初雪葛」と書きます。

日陰でも育ってくれるのでシェードガーデンにも向いていますが、あまりにも暗い場所だと葉の色が緑だけになります。

ピンク色の新芽が可愛らしく、寄せ植えで良いアクセントになってくれることでしょう。

このピンク色を綺麗に出すために、水切れや肥料切れに気を付けながら育てていきましょう。

日陰で育つ植物ですが、明るい場所も好きですよ。

ただし直射日光が苦手なので、鉢植えにして移動できる状態にしておくのも良いかも知れません。

イポメア

ヒルガオ科サツマイモ属に分類される、非耐寒性の多年草です。

熱帯から温帯にかけて自生していて、とてもたくさんの種類があります。

葉色は明るく美しいライム色以外にも、黒褐色や赤茶色、白い斑が入るタイプなど様々です。

モミジのような形をしている葉っぱもあります。

暑さに強いので夏の花壇で活躍し、地面を広く覆うように生長します。

その代わり寒さに葉弱いので、日本では一年草扱いです。

越冬させるには、室内の窓辺で管理する必要があります。

草丈は15~20cmで、つるは15~100cmの長さになります。

ゴシキトウガラシ

ナス科のトウガラシの変種で、南アメリカ原産です。

草丈30~40cmで、8~11月に綺麗な実がなります。

実の色がカラフルなことから、この名前が付きました。

白い花が初夏~初秋にかけて咲きますが、あまり目立ちません。

高温に強く、夏も元気に育ってくれます。

葉の色は黒っぽい紫で、白い斑が入るタイプもあります。

葉と実の色のコントラストが美しく、寄せ植えにもおすすめです。

シルバーレース

キク科タナケツム属に分類される、多年草です。

草丈が50cmくらいまでなので、寄せ植えにも使い易いです。

銀色の葉には細かい切れ込みがたくさん入っていて、美しく繊細な雰囲気です。

白い花が初夏に咲きますが、花を取ってしまえば株が弱るのを防げます。

シルバーリーフにしては丈夫な方ですが、耐寒性があまりないので寒冷地では一年草とされています。

日当りの良い場所が好きで、半日陰に植えてしまうと葉色が悪くなります。

ラミウム

シソ科ラミウム属に分類される、多年草です。

銀灰色の葉が美しく、横に広がるようにして生長していきます。

草丈は15~40cmくらいです。

花期は初夏で、サルビアのように花穂が出て来ます。

白やピンク、黄色などの花を咲かせます。

日当りの良い場所が好きですが高温多湿に弱いので、伸び過ぎた茎をカットして蒸れないようにしましょう。

温帯アジアやヨーロッパにたくさんの種類が自生していて、日本に自生しているホトケノザやオドリコソウの仲間でもあります。

クロバツメクサ

マメ科トリフォリウム属に分類される、多年草です。

シロツメクサの園芸品種で、黒い葉がとてもきれいです。

三つ葉や四つ葉、五つ葉があり、シロツメクサと違って四つ葉や五つ葉が多い傾向にあります。

「ラッキークローバー」や「四つ葉のクローバー」という名前で売られていることもあるようです。

花期は4~6月で、白やピンクの花をたくさん咲かせます。

丈夫なので、放っておいても花を咲かせてくれます。

最後に

カラーリーフプランツの種類と特徴についてまとめましたが、いかがでしたか?

緑色以外の葉っぱを持つ植物ってかなりたくさんの種類があるので、きっとあなた好みの葉があるはず。

カラーリーフプランツは花が少ない時期に庭を彩ってくれますし、寄せ植えでも活躍します。

這うように広がるタイプなら、グラウンドカバーとしても活躍してくれますよ。

種類による耐陰性や耐寒性などを把握して、自分の庭にピッタリなカラーリーフプランツを見つけてみてくださいね。

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