金魚がかかりやすい病気の原因と特徴、治療法について。

金魚は昔からよく飼育されており、馴染みのある魚ですよね。

お祭りの金魚すくいで捕まえた金魚を飼っている人も、多いのではないでしょうか?

実は金魚って、とてもストレスを感じやすい魚なんです。

そのため、病気になりやすい魚と言われています。

飼っている金魚の調子が悪い場合、飼育環境や飼育方法を見直してみる必要があるかも。

ここでは、金魚がかかりやすい病気の原因と特徴、治療法についてまとめてみました。

目次

原因

ストレス

金魚を飼育している環境によっては、金魚には大きなストレスが掛かってしまいます。

例えば、人がよく通る場所や、大きな音がする場所、振動がある場所などです。

また、新しい個体を入れた時にも、ストレスを感じることがあるようです。

水温が低過ぎたり高過ぎる場合、水中の酸素濃度が低くなっている場合もストレスになります。

酸欠の場合は、水面に口を出してパクパクしながら泳ぐのですぐ分かります。

エアレーションを増やし、水中に酸素を送りましょう。

更に、最近の研究によると金魚も痛みを感じているかもしれないとのこと。

ストレスの原因は、とてもたくさんあるんです。

ストレスが原因の病気には、傷、尾ぐされ病、転覆病、免疫力ダウンなどがあります。

体表粘膜が薄くなる

魚の体って、ヌルヌルしていますよね?

あれは、魚の体を覆う体表粘膜のせいです。

しっかりした体表粘膜は、金魚の体を様々な寄生虫や菌から守ってくれます。

遠方から運ばれてきた魚は、個体同士がぶつかり体表粘膜が傷ついている可能性があります。

別水槽で体表粘膜を回復させてあげましょう。

体表粘膜が薄くなると、菌による病気に掛りやすくなり、皮膚炎、水カビ病、穴あき病などが発症します。

イカリムシやツリガネムシといった寄生虫もつきやすくなります。

餌を与え過ぎる

金魚はエサをたくさん欲しがりますが、消化器官があまり発達していないんです。

ですから、食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

消化不良から転覆病になることもあります。

開封後半年以上経過した餌は、菌がいるかも知れないので捨ててしまいましょう。

また、食べ残しが増えることで水質が悪化する心配もあります。

エサの適量は金魚の体の大きさによって違いますが、大体1~5分くらいで食べきる量を与えるようにしましょう。

餌を与え過ぎると、消化不良や、転覆病、腸満、突然死などがおこります。

水の状態

水温管理はしっかりしましょう。

水温が15℃以下になると、金魚は餌を消化出来ません。

ヒーターを使わない場合は、寒くなったら餌の回数を減らしましょう。

夏は33℃を超えるとストレスになり、突然死の可能性も出てきます。

温度の急変(2℃以上)にも気を付けてくださいね。

水質にも注意してくださいね。

古くなった水は、体調不良の原因になります。

全水量の1/3ずつを、定期的に交換ずると良いでしょう。

お世話の時間がないからと言って、一度に大量の水を交換するのは危険です。

水替え直後は大丈夫でも、数日後にポツリポツリと死んでいったりします。

水質管理はとても重要で、怠ると消化不良やpHショックを起こす事があります。

金魚がかかりやすい病気と、その特徴

金魚は人工的に作られた生き物という事もあり、熱帯魚に比べて病気になりやすいと言われています。

病気は早めに対処すれば、それだけ早く治ります。

早期発見するために、日頃から金魚の様子を観察してみましょう。

観察のポイントは、エサを食べているかどうか、泳ぎ方がおかしくないか、体の色がいつもと違ったり変形していないか、鼻上げをしていないか、などです。

病気に気付くのが遅れると、他の金魚にも感染が広がり治療が大変になってしまったりします。

金魚ヘルペスやエラ病になると、突然死んでしまうこともあります。

どちらも気付きにくいのですが、エラ病の場合はエラが白っぽく見えたりします。

他にも金魚が掛かりやすい病気があるので、代表的なものを紹介していきます。

白点病

白点虫に感染することで起こる病気で、全身に白い点々が付く病気です。

感染力の強い病気で、酷くなると窒息死することもあります。

治療法は、水温30℃の水槽に隔離して薬浴をさせます。

一週間くらいで良くなっていきます。

転覆病

お腹を上にして泳ぐようになります。

どうしてそうなるのか、原因は分かっていません。

上下が逆になったまま、だんだん衰弱して死ぬこともあります。

この病気も水温30℃で飼育していると治ると言われています。

松かさ病

鱗の部分が、まるで松ぼっくりのように逆立ってしまう病気です。

初期症状は、うろこが浮いてるように見えたり、体が横に膨らんでいるように見えることです。

治療が遅れると、治すのが難しくなります。

穴あき病

うろこが取れてしまう病気です。

死んでしまう事は少ないですが、うろこが無くなり筋肉が丸見えになるので、観賞価値が下がります。

25℃以上の水温で自然に治る事もありますが、薬浴させると良いでしょう。

水カビ病

水槽内にいるミズカビ菌が原因となる病気です。

体力の落ちている魚が感染しやすく、死んでしまう場合もあります。

水温が20℃以下だと、この病気になりやすいです。

塩水で延命することが出来ます。

風船病

ピンポンパールという品種に見られる病気です。

お腹や尻尾に水ぶくれが出来、その様子が風船を付けているようなのでこの名前が付きました。

水ぶくれが血腫状になる事もあります。

エロモナス属の細菌に感染する事で発症し、なかなか治りません。

致死率が高い病気です。

最後に

金魚の病気と原因についてまとめましたが、いかがでしたか?

金魚はストレスを感じやすい魚なので、飼育環境には気を配ってあげましょう。

水槽は静かで落ち着いて暮らせる場所に設置して、水温や水質にも注意してくださいね。

温度変化や酸欠もストレスになるので、日頃から水槽の様子をチェックしてあげましょう。

エサの与え過ぎも禁物です。

消化不良や水質悪化の原因になるので、数分で食べきる量を数回に分けて与えるようにしましょう。

普段から気に掛けてあげることで、病気の早期発見に繋がります。

難治性の病気もありますが、早めに発見する事で完治する病気も多いですよ。

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