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氷上の華麗な戦い!平昌オリンピックまでの熱き闘志。(羽生結弦選手編)

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いよいよ2月から平昌オリンピックのシーズンがやってきまね。

日本はスピードスケートやスキーのジャンプ、フィギュアスケートなどでメダルを期待されています。

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ここでは人気の高いフィギュアスケートについて、その魅力をご紹介します!

目次

フィギュアスケート王者・羽生結弦選手

フィギュアスケートといえば何といってもこの選手。日本での人気はもちろん、海外でも高い人気です。2014年のソチオリンピック、男子シングルで金メダルを取ったのは、記憶にとどめている方も多い事でしょう。また2014年と2017年の世界選手権で優勝。グランプリファイナルでは2013年から2016年まで4連覇しています。全日本選手権でも2012年から2015年まで4連覇しました。

そして男子シングルでは、SP(ショートプログラム)とFS(フリースケーティング)の合計330.43点という、世界歴代一位の輝かしい記録を持っています。この記録はまだ誰にも破られていません。

しかし今年2017年は羽生選手にとって試練の年でした。

グランプリシリーズのNHK杯。公式練習に参加した羽入選手は4回転ルッツのジャンプで転倒し、負傷してしまいます。診断は「右足関節外側靱帯(じんたい)損傷」。試合は欠場となり、グランプリファイナル5連覇の夢は途絶えたのでした。それから怪我が思いのほか直りが悪く、全日本選手権も欠場。平昌オリンピックへの出場権はこれまでの実績で獲得はできたものの怪我の具合が心配なところです。

4回転にこだわった王者

何故彼は4回転ジャンプに固執したのでしょうか?

近年の男子スケート界は空前の4回転時代と呼ばれています。それ以前、日本で高橋大輔さんや織田信成さんなどが選手として活躍していたころは、4回転は一種類でも飛べれば優勝に十分な戦力でした。高橋選手を始め表現力に優れた選手たちは、ジャンプの面でもなんとか4回転を跳ぼうと挑戦を繰り返しました。けれど成功率は低いものでした。もし高橋大輔選手が4回転ジャンプを確実に跳んでいれば、オリンピックでの金メダル獲得や世界選手権での優勝も数多くできたことでしょう。

しかし現在では4回転を難しいルッツで跳ぶ選手も出てきています。4回転の種類もトウループ、サルコウ、ループ、ルッツ、フリップと広がりました。米国のネイサン・チェン選手などは5種類の4回転ジャンプを軽々と跳んでしまいます。そうした4回転の時代ですから、羽生選手も4回転ルッツ、ループへの挑戦したのです。

4回転の恐ろしさ

しかし、4回転ジャンプは決まれば高得点をはじき出す材料ですが、失敗すると失点もかなりなものになります。何より今回の羽生選手のような怪我が恐ろしい。元々羽生選手は無理に難しい4回転を跳ばなくても、ジャンプの美しさや、他のステップやスピン、スケートの表現力などで高得点が出せる選手なのです。

どうしても難しい技に挑みたかったのでしょうが、もう一度原点に帰って、美しいスケートを完成させてほしいものです。以前の羽生選手の滑りが戻ればオリンピックで再び金メダルを取ることが出来るでしょう。羽生選手の復帰を世界中のファンが熱望しています。

怪我をしっかり治して、あの名作「陰陽師」の素晴らしいフリースケーティングを披露して貰いたいですね!

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