新年度になり、進学して自転車通学になる人は、いろいろグッズを揃えるのがきっと大変だったことでしょう。
雨ガッパ1つにしても、視界はどうか、蒸れないか、夜道に反射するリフレクターはついているのか、もしなくしてしまったり最悪盗まれたりしらた、と思うと、高額なのもちょっと、と考えてしまいますよね。
準備が大変なのに、実際に通学を始めると「ああしたほうがいい」「こうしたほうがいい」ということが出てきます。
我が家も中学生が自転車通学をしているのですが、出発時も帰宅時もいつもドタバタしています。
そんなこんなで、これからの時期、雨の中の自転車通学や通勤での困ったことと、改善点をご紹介します。
ゴミ袋を玄関にスタンバイ
学生の荷物って、とても重いんですよね。
教科書や部活動の道具など、これ学校に置いておけないの?と聞きたくなります。
徒歩通学の生徒はこれらを持って歩いているわけですから、自転車でスイスイと通えることに感謝をしなければなりませんが、大変なのは雨の日です。
傘をさすわけにはいきませんし、雨ガッパにバッグが入るかというと入るわけもなく、1回1回ビニール袋を被せなければなりません。
オシャレなショップの袋がいいなぁと思っても、残念ながらそう簡単にバッグが入るサイズのものはありません。
ちょっとどこかに引っかけると簡単に破れてしまうゴミ袋なので、すぐに新しいものを準備できるよう、ゴミ袋は玄関に置いておくのがおすすめです。
ヒモは面倒
荷物を固定するためのヒモは、前カゴだけにバッグが入りきらない学生にとって大切なものではありますが、雨ガッパを着て雨に打たれて、ひたすらぐるぐると巻きつけるのは大変です。
寒い冬の朝なんて指がかじかんでしまってなかなかうまくできません。
そんなときに便利なのが防犯ネットです。
市販の防犯ネットはカゴの上にかけるものなので長さが足りません。解決策として、2つの防犯ネットを結束バンドで繋げると、たちまちビッグサイズの出来上がりです。
四隅以外のフックはペンチ等で外しておくと、保管の際に絡まりにくくなりますよ。
ほかにもX字に伸縮するヒモも販売されていますが、教科書などが入ったバッグを固定するには少々強度が心配な気がします。
軽いものの固定なら簡単にできるのでこちらもおすすめですよ。
濡れたカッパを置く場所がない
疲れて帰ってきたら、まず荷物を置きたい、雨ガッパを脱ぎたい、と思うことでしょう。
ただ濡れているので、置き場所に困るし、家族からは「こんなところに置かないでよ!」と言われ、これではしばらく動けなくて、困ってしまいますね。
荷物は、タオルや新聞紙などの上に、一時的に置くことができますが、大変なのが雨ガッパです。
家の外に干したら、濡れて乾かないし、飛んで行くかもしれない、玄関に干したら玄関が濡れてしまう、お風呂場に干しても、結局お風呂の時間に移動しないといけない、家の中をさまよってしまいますね。
そんなときは、玄関が濡れても大丈夫な状況にしておくといいですよ。
三和土の一角に、小石や砂利を敷き詰めたアクリルトレーなどを置いておくと、三和土がびしょ濡れになることはなく、見た目もオシャレです。
晴れた日に、トレーごと外で小石を乾燥させると、お手入れも楽ですね。
でも、そんなオシャレにする必要もないということであれば、雨ガッパの下に観葉植物を置きましょう。
滴り落ちる水滴が植物を元気にしてくれて一石二鳥プラス楽チンです。
最後に
いかがでしたか?
実際に雨の日に直面して慌てることのないよう、事前の準備が大切です。
自転車は便利な乗り物ですが、一歩間違えると大事故に繋がってしまいます。
安全快適に自転車通学ができるよう、できる限りのサポートをしていきたいですね。