マラソン大会で完走すると、素晴らしい達成感を味わうことができます。
ぜひ、たくさんの人にこの達成感を味わっていただきたいのですが、初心者ランナーの方の中には不安や疑問を抱えている方も多いと思います。
そこで、ここでは初心者がマラソン大会を楽しむための注意点やコツについて、ご紹介したいと思います。
練習は4ヶ月前には開始する
ぶっつけ本番でマラソン大会に参加すると、怪我をしたり心肺機能に負担をかけたりする原因になります。
遅くても本番の4ヶ月前には練習を始めるようにしましょう。
長時間走ることに慣れておくと、本番で自分がいまどのくらいの距離にいるのか、大体の予想ができるようになります。残りの距離がどのくらいなのかわからないまま走ると、肉体だけではなく精神的にも疲労が溜まってしまうので、そういった事態を防ぐためにも事前練習は有効なのです。
初心者がいきなり走り続けることは困難なので、まずはゆっくり歩くことから始めてもかまいません。
服装は調整できるものを
マラソン大会は寒い季節に開催されることが多いですが、走り始めると暑くなってきてしまいます。
せめて上半身だけでも、脱ぎ着できるものを着用しましょう。苦しくならないよう、あまり締め付けない素材のものを選ぶのがポイントです。
時々コスプレのような恰好で出場する人を見かけますが、そういったことはマラソンに慣れている人がやることです。初心者のうちは真似をしないようにしてください。
水分補給はこまめに
給水所に着いたら、できるだけ毎回水分補給をするようにしてください。
水は紙コップやペットボトルで提供されると思いますが、どちらにせよゴミは必ずゴミ箱に捨てるようにしてください。
「給水所で立ち止まる時間がもったいない!」という人は、ペットボトルの水をあらかじめウエストポーチなどに入れておくと良いでしょう。
立ち止まらずに水分補給をすることは、ペースが乱れたり足がつったりするのを防ぐことにも有効です。間違っても紙コップの水を飲みながら走ろうとはしないでください。水が顔にかかるばかりで、まともに飲むことができません。
最後に
初心者がマラソン大会に参加するときの注意点やコツについて、ご紹介しました。
中でも水分補給は特に大事です。楽しいはずのマラソン大会で倒れてしまっては元も子もありませんから、絶対に水分補給は欠かさないでください。
この記事が初心者ランナーの方の参考になれば幸いです。ぜひマラソン大会に参加して、楽しんできてください。