シールを貼るときは簡単ですが、はがそうとするとなかなか難しいです。
お子様があちこちにシールを貼り付けてしまい、困っているご家庭もあるのではないでしょうか?
また、瓶のラベルをはがすときもできるだけベタベタを残さず、きれいにはがしたいですよね。
ここではそんなときのために、手軽なシールのはがし方をご紹介いたします。
方法1.ドライヤーを当てる
シールは粘着面が高い温度から低い温度になることで、粘着性が高まります。つまり、逆に熱を加えるとシールの粘着性は低くなり、簡単にはがれやすくなるのです。
この方法は、ビニールや金属製のものなどに有効です。
どこにドライヤーを当てるのかというと、シールの接着面です。シールを少しだけめくり、そこにドライヤーを当て続けましょう。
シールの接着剤の力がだんだん弱まってくるので、そのままドライヤーを当てながら少しずつはがしていけばOKです。
方法2.家庭用の中性洗剤を塗る
紙製のシールをはがすのに適しています。
やり方は簡単で、中性洗剤をシールに塗ったあと、ラップをして10〜20分置いておくだけです。
少しずつゆっくりはがしていけば、ベタベタも残さずきれいにはがすことができます。これは中性洗剤に含まれる界面活性剤がシールと粘着面の間に隙間を作り、はがれやすくするからです。
ただし、塗装加工されたものにこの方法を試すと、変色する恐れがありますのでご注意ください。
方法3.お酢を塗る
お酢は酸性なので、粘着物質を溶かす働きがあります。
脱脂綿やティッシュなどにお酢をたっぷりと付けたあと、シールにくっ付けて放置しましょう。数分待てば、シールの端の部分がめくれてきます。
ちなみに、この方法を実行する前にドライヤーを当てることで、よりきれいにシールをはがすことができます。
方法4.ハンドクリームを塗る
ハンドクリームもシールをはがす効果が期待できます。
使用するハンドクリームは、水分が多いものがおすすめです。
ハンドクリームをシールにたっぷりと塗ったら、数分間待ちましょう。ペロッときれいにはがすことができるようになります。
方法5.消しゴムでこする
シールを消しゴムでこするだけで、手軽にシールをはがすことができます。
大きめのシールをはがすには向きませんが、紙製のものでも使える方法なので、ノートに貼ったシールや中古本の値札シールをはがすときにおすすめです。
最後に
シールのはがし方をご紹介しました。
どれも手軽に取り組める方法なので、お困りのときはぜひ取り入れてみてくださいね。